昨日のダッジ・ラム・T-REX・6×6は6輪でしたが、本日のプリマス・ボイジャーⅢ・コンセプト(1989 PLYMOUTH VOYAGER III CONCEPT)は、もっと凄いですよ~!!
なにせ、このクルマ、じつは8輪なんです……。
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スズキが今月から開催される第40回東京モーターショーに出展する「サステイナブルモビリティ」ってご存知ですか?(*写真左)
一人乗りの低速車「ピクシー(PIXY)」と、共同使用(シェアリング)する移動ユニット「エスエスシー(SSC)」が合体するっていう、まるでトランスフォーマーみたいな新世代軽自動車型移動ユニットです。
つまり、一人で乗る場合と、複数で乗る場合で、移動手段を組み替えるという発想なんですが、同じような考え方を20年前に実現・発表していたのが、本日御紹介するプリマス・ボイジャーⅢなんですね。
現GMの副会長であるロバート・ラッツ氏が、クライスラー時代に発表したこのコンセプトカーは、時代の先を行く8輪ミニバンだったワケですよ、ハイ。
それでは解説していきましょうか。
まずトラクターヘッドの役割をするミニカーは、1.6リッターの4気筒エンジンを搭載したFF車です。こちらは1列シートのみで、普段は燃費のいい3人乗りシティ・コミューターになります。
対してロングドライブや多人数乗車時には、2列5人乗りのリア・モジュールが活躍します。
トラクター役のミニカーとこのリア・モジュールを合体させると、たちまち8人乗りのミニバンに変身するんですね。
「1.6リッターじゃ、まともに走らないでしょ……」なんて心配も無用。
なんとリア・モジュールには2.2リッターのアシスト・リアエンジンが搭載されており、都合3.8リッターのハイパワー・モーターになっちゃうんです。
さらに! さらに!! 合体時はフロントのミニカー側の後輪が、飛行機の脚の様に車体下部に収納されるというギミック付き!!!
いやぁ、アイデア満載ですね。
……でも、このクルマって、よく考え見るとぜんぶが足し算と引き算で考えられているんですね。
実際には排気量1.6に2.2を足しても、3.8リッター並みの効率を引き出すのは難しいし、自力では動けないリアモジュールもちょっと無駄に見えてしまいます。
まっ、全体にちょっと無理っぽい部分があるのがまた、いかにも"いい時代"のコンセプトカーらしいですね。
| スペック | 1989 プリマス・ボイジャーⅢ | |
| 全長 | 5042mm | |
| 全幅 | 1778mm | |
| ミニカー・エンジン | 1.6リッター/4気筒 | |
| リアモジュール・エンジン | 2.2リッター/4気筒 | |
【参考記事】
・1997 ダッジ・ラム・T-REX・6×6
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