アメリカ南西部・グランドサークルを巡る旅は、事前に設定したルートを正確になぞると、1691マイル(約2700km)です。
しかしながら、町に寄ればレストランを探したり、買い物をしたりして距離が嵩む上、時にはルートを間違うこともありますから、どうしても予定以上の距離を走ってしまいます。
実際、今回取材班が借りたレンタカーのトリップメーターによれば、総走行距離は2564マイル(約4100km)でした。
この距離を7日間で走るということは単純計算で1日586km。う~ん、走行距離だけ見ると、けっこうしんどい距離ですね。
しかしながら、そこはアメリカ。ロングドライブをしても苦がないように、道はどこも快適。特にカリフォルニア州内の移動はほとんどがインターステート・ハイウェイ(日本の高速道路の様なもの。但し無料)ですから、1日の移動距離が800kmなんて旅程でも、なんとかなっちゃうのです。
ところが……距離に応じて嵩むのが燃料費。アメリカのガソリン代は、ご存知の通り高騰する一方です。それでもネバダ、ユタ、アリゾナ、ニューメキシコの各州では3ドル台@1ガロン(約3.8リッター)でしたので、まだよかったのですが、カリフォルニアでは4ドル中盤@1ガロンまであがっており、ガソリンの高騰を実感します。
仮に4.3ドル@1ガロンだとすると、118円@1リッター(邦貨105円換算)。こうして日本円に換算するとそれほどでもない感じがしますが、アメリカで生活する人々にとって、為替レートは関係ありませんので、単純にここ数年で燃料費が2~3倍になったという感覚でしょう。
また、1泊100ドル以下はアタリマエ。地方に行けば1泊50ドル程度だったモーテルの宿泊料金も、ここ数年で一気にあがった気がします。
今回もまるでプレハブ小屋みたいなモーテルが1泊70ドル台という御値段だったのにビックリ。さらにグランドキャニオンやラスベガスなどのいわゆる観光地では1泊150ドル近くの宿しか見つからず、アメリカの物価上昇を肌身で感じた次第です。
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▲左上:給油をするフォード・エクスプローラー。ガソリンスタンド=コンビニ併設が基本ですので、給油の度にドライバーにもエネルギー注入。特にネバダ以東の砂漠地帯は、飲み物が必須です。▲右上:アメリカのガソリンは基本的に3種類。もちろん、オクタン価があがるほどガソリン単価も上がります。