「ザ・ヘンリー・フォード」は、フォード本社のあるミシガン州ディアボーンに広大な敷地を有するアメリカ最大級の産業・工業博物館。
フォード創業者の名前をそのまま冠したこの博物館は、屋内博物館である「ヘンリー・フォード・ミュージアム」、屋外博物館の「グリーンフィールド・ビレッジ」、そして自動車生産の現場を見学できる「ザ・ル-ジュ」、6階建てのビル並と言う高さを誇る「IMAXシアター」の4部門に大きく分かれています。
中でもアメリカの産業・工業史がずらりと並ぶ「ヘンリー・フォード・ミュージアム(Henry Ford Museum )」は必見!! 大人から子供まで1日たっぷり楽しめる場所ですよ。
ということで、本日はその「ヘンリー・フォード・ミュージアム」から、偉大なる建築家リチャード・バックミンスター・フラー(Richard Buckminster Fuller)の作品をご紹介しましょう。
左の写真は「ヘンリー・フォード・ミュージアム」にある建築家リチャード・バックミンスター・フラーが製作した、1973年のジオデシック・ドームです。
正20面体を基本とし、三角形をいくつも組み合わせたフレームに木材や合板、アルミニウムやペーパーボードなど多様な材料を組み合わせて建築されたジオデシック・ドームは、どんな場所でもどんな材料でも建築出来るという夢の様な建造物。
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1950年代にはニューヨークのマンハッタンを、直径2マイルのジオテックドームで覆うことも計画していたといいいますから、天才の考えることは本当に理解できませんね。
ちなみに、一番上の(左下写真も)パンケーキみたいな住宅は、同じくリチャード・バックミンスター・フラーの代表的な作品である1940年代のダイマクション・ハウスです。
たしか設計は1920年代だったハズですから、街中にT型フォードが走っている時代に、フラーはこんなプレハブ住宅の原型を考えていたことになります。
もうひとつ、ご存じの方も多いと思いますが、フラーはダイマクションカーなる、前2輪・後1輪という変則3輪自動車の設計もしていました。
残念ながら彼の作品は商業的にはあまり成功しませんでしたが、どれもアメリカの産業・工業史には欠かせないモノばかり。眺めているだけで感心させられますね。
興味のある方はフラーの代表的な著書「宇宙船地球号 (ちくま学芸文庫) 」を読んでみてはいかがですか? 建築好きだけではなく、アメリカ好きにも最適な1冊ですよ。
| Information | Henry Ford Museum |
| Adress | 20900 Oakwood Blvd., Dearborn, Michigan 48124-4088 |
| Phone | 313-982-6001 |
| Open | 7 days (9:30am-5:00pm ※Closed Thanksgiving and Christmas Days |
| Admission | Adult: $14.00 Senior (62+): $13.00 Youth (5-12): $10.00 Children under 5: Free |
| URL | http://www.thehenryford.org |