昨日、最高速度208mph(約334.88km/h)の電気自動車として掲載した、米シェルビー・スーパーカーズ社(SSC:Shelby SuperCars)の「アルティメット・エアロ」ですが、本日はその2009年モデル、市販ガソリン・モデルについて、ご紹介していきましょう。
ちなみに、2009年モデルはさらにパフォーマンスを向上させて、最高速度はついに270mph(約434.5km/h)を達成しています!!
「ウィキペディア(Wikipedia)」によれば、現在営業運転されているリニアモーターカーの最高速度は、「上海トランスラピッド」の誇る時速430km/hだとか。つまり、リニアモーターカーに並んで、追い抜くことができる自動車ってことですか……。
2009年モデルの「アルティメット・エアロ」は、出力が104hpほど増加し、最大出力1287bhp @ 6075 rpmに。トルクの方も2.5kg-m増加し1112 ft-lbs (153.78kg-m)@ 6150rpm へとアップデートされました。
さらに米エアロモーティブ社と共同開発した新設計のフロントバンパー・スポイラーを採用するなど、ボディ各部の空力も見直しを図り、前述した様に最高速度は270mph(約434.5km/h)まで更新されています(注:2009年モデルの最高速度はギネスの公式テストではありません。よって、市販車最高速度記録は2007年9月13日に公道を封鎖して行われたギネス記録、つまり2008アルティメット・エアロ・TTの記録した256.18 mphのままのハズです)。
また、2009年モデルでは、「エアロブレーキ」と呼ばれるカーボンファイバー製のリアスポイラーも装備。フットブレーキの油圧と連動し、ブレーキング時に最大8インチ(約20.32cm)ほどスポイラーが上昇することで、制動時の挙動を安定させるという、SLRマクラーレン並みの装備も採用されました。
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他にも増大したパワーに合わせて、ボディサイドにカーボンファイバー製のエアインテークを新設。エンジンの冷却性能を20%ほど向上させた他、インテリアにも変更が加えられ、カーボンファイバー製のダッシュ&メータークラスターを採用。
センターコンソールには空気圧モニターや温度コントロールユニットなどが追加されている他、Azentek PCをベースにしたオンボード診断ソフトも搭載されています。
……さて、個人的に気になるのは出力の向上です。
そもそもアルティメット・エアロのエンジンは、GM製の6.3リッターOHV・V8をツインターボ化したもの。今回はおそらくブーストを上げて出力を増加させることに成功したのかと想像しますが、同時に1287hpに耐えられるよう、2009年モデルでは自社開発(あくまでもプレスリリースによれば)の1ピース・ビレット(アルミニウム)・エンジンブロックを採用しています。
GMデザインのスモールブロックに社外のアルミブロックを組み合わせるとは……。そういえば、以前取材したガルストランドで、66のコルベットにドノバンのアルミブロックを積んでいましたが、今も昔もやはりパワーが上がると最後はエンジンブロックの強化になるんですねぇ。
どちらにしても、このようなアップデートの結果、2009年モデルは60mphまでわずか2.78秒で到達し、SS1/4マイルも9.90秒@144 mphで駆け抜けるというハイスペックになっています。ちゃんと曲がるのかは「?」ですが、凄まじい加速を味わえるのだけは間違いないでしょう。
なお、2009年モデルのお値段は残念ながら未発表ですが、各種米メディアによれば2008年モデルの65万4000ドルをちょっとだけ上回るほどだとか。ということで、アルティメット・エアロを買うなら、円高の今がチャンスですよ。
どうしても欲しいという方は、以下のラスベガスにあるショールームでご検討ください。また今年の2月には中東ドバイに。その後はモスクワにもショールームをオープンする計画があるそうですよ。
【ショールーム】
Motor Cars of Las Vegas (United States)
9500 S. Eastern Ave. #110
Las Vegas, NV 89123
◇phone 702-914-9918
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