2010年モデル・ラインナップに、あのフォード・トーラス"SHO"(Taurus SHO)が復活します。
SHOとは「SUPER HIGH OUTPUT」を略したもの。
1989年から1999年にかけて旧トーラスにラインナップされており、当時は最大出力220馬力のヤマハ製DOHC-V6を搭載し、日本にも小数が輸入されていました。
はたして、新しいSHOの実力とは?
1989年にデビューしたトーラスSHOは、当初5速マニュアルのみの設定というハードなパッケージとしてリリース。アメリカではBMW528iの競合として製作されました。
この初期モデルはクォーターマイル(SS1/4マイル)を15秒フラットで走り抜け、終速(※1)は143mph(228.8km/h)。1万5519台が販売されています。
人気の高い4ドア・セダンに用意されたハイパフォーマンス・パッケージは、その後1993年にはATモデルが追加設定された他、1996年にはエンジンもヤマハ製3.4リッター・V8へとアップデート。最終的には累計10万台以上を販売した隠れた人気モデルでもありました。
今回、2010年モデルで復活するトーラスSHOは、3.5リッターのV6をベースに、ツインターボ&ダイレクトインジェクション(直噴)を組み合わせた365馬力仕様(@5,500 rpm)のエコブーストエンジンを採用。
パワーとエコノミーの両面に配したフォードの最先端エンジンを搭載するモデルとなりました。
さらに6F55型・6速セレクトシフト・トランスミッション(パドルシフト)や4輪駆動、スポーツサスペンション、パフォーマンスブレーキ、19もしくは20インチのハイパフォーマンス・タイヤ&ホイールなども組み合わされており、まさに羊の皮を被った狼仕様といえる1台です。
また、ブラインドスポットインフォメーションシステム(レーダーを使った他車車両感知システム)や、 アダプティブクルーズコントロール(レーダーを使った車間速度自動調整機能付きクルーズコントロ-ルシステム)など、最先端の安全技術も導入されており、攻走守の揃ったバランスの良い1台といえそう。
なお、販売は今夏からで価格は$37,995とのこと。
標準モデルのトーラスが$27,995~。その他の限定モデルが$31,995~ということを考えると、けっこういいお値段ですね。
(※1)終速とはSS1/4マイル通過時点での速度であり、アメリカではクォーターマイルタイムと同時に併記する習慣があります。いわゆる最高速度ではありませんので、お間違いなく。