本ブログでは、連日の様にアメリカ製ハイパフォーマンスカーのご紹介をしていますが、これは大排気量・高出力の車両の方が、ニュースソースが多いという単純な理由によるものです。
けっして「ハイパフォーマンスカーが好きだから」ということではありませんよ(笑)。
という意思表示のためにも、本日は2011年にヨーロッパで市販開始予定の新型シボレー・スパークについて。
新型シボレー・スパークは、2007年のニューヨーク・国際自動車ショーでデビューした次世代コンパクトカー・コンセプトのひとつ。
3台のコンパクトカー・コンセプトの中で、もっとも人気の高かったビートが2011年にシボレー・スパークとして市販化されることになり、まずは欧州から販売を開始する予定です。
欧州では、スマートやルノー・トゥインゴ、フィアット・パンダなどと並ぶAセグメントに属し、全長3.64m、5ドア・ハッチバックの超コンパクトボディにも関わらず、170リッターのトランク容量を備える使い勝手のよさそうなコンパクトカーに仕上がっています。
エッジの効いたエクステリアに、オートバイのメーターを意識したインストルメンツパネルなど、デザイン的にもけっこう面白いですね。
パワートレインはオールアルミの1.0リッター(66hp)、もしくは1.2リッター(78hp)の4気筒ガソリン・エンジンを搭載。ヨーロッパ仕様では5速MTを組み合わせて、0-100km/hまで12.4秒で達するそうです。
気になる日本市場への投入は、現在のところ未定。
サターン、クライスラー・ネオンの例が物語る通り、日本の自動車市場においてアメリカン・メイクスの小型モデルが成功するのは並大抵の努力では済みません。
ヨーロッパを主戦場とする欧州フォード製(つまり欧州車)であっても、フォード・KAやフィエスタの様に、個体としての出来がどんなに良くても日本市場では簡単に売上へと繋がらないのが現実なのです。
シボレーの場合も、スズキとの提携モデルとなったクルーズやMWワゴンなどでは一定の成功を収めることができましたが、これらの事例はあくまでもスズキ製の自動車にシボレーのバッチを奢っただけというものでしかありませんでした。
シボレーが市販化に踏み切った新型スパークは、新生GMをいい意味で象徴するモデルだけに、なんとか日本への導入にも期待はしたいところですが……。