2010年型フォード・マスタングをベースにしたハイパフォーマンス仕様が続々とリリースされていますが、フォードとの関係の深い「ラウシュ・パフォーマンス・プロダクツ(ROUSH Performance Products)」からも、注目の1台が発表されました。
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「Sleeper」とは、日本語に訳すと「羊の皮を被った狼」。つまり、「一見するとフツーに見えるのに、走らせるととんでもなく速いクルマ」に与えられる称号です。
2010年型フォード・マスタングをベースにした「2010 ラウシュ・マスタング540RH(Roush Mustang 540RH)」は、まさにその「Sleeper」を狙った1台。
車名の「540RH」はご想像の通り最大出力540馬力から名付けられたもので、パワーユニットにはR2300ラウシュ・チャージャー(スーパーチャージャー)を追加したラウシュ・チューンの4.6リッターV8が収まりますが、見た目の印象は基本的にノーマルですね。
よく見るとラウシュ製のリアデッキ・スポイラーや「540RH」のエンブレム、デカール、フェンダーバッジなどが装着されているものの、オプションで追加選択しない限りホイール&タイヤさえノーマルのまま(写真はオプションの18インチ・クロームホイールを装着)。インテリアも基本パックに含まれるのはホワイトメーターとショートストロークシフター、専用フロアマットにセンターコンソール用のバッジのみ。足まわりこそパワートレインに合わせて強化されていますが、どこからどう見ても540馬力には見えない1台です。
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ところが、エンジンは前出のラウシュ・チャージャーを筆頭に、インタークーラー、専用ラジエター、専用インテーク・マニフォールド、コールドエアー・インダクション・システム、鍛造アルミ製ピストン、鍛造スティール製H型コンロッド、鍛造スティール製クランクシャフト、ハイフロー・フュエル・インジェクション、専用燃料ライン、60mmデュアル電子スロットルボディ、アルミ製フライホイール、強化クラッチなどなど、徹底的に造りこまれています。
もちろんECMもラウシュ・チューンが施された専用プログラムとなり、結果見た目はノーマルでも、540馬力、SS1/4マイル11.8秒@終速193.6km/hを誇るスーパーマスタングとなっています。
ちなみにそのお値段はベース車両価格+$18,100。円高の今なら($1=86円換算で)150万円ちょっとで+225馬力、最大出力540馬力のマスタングが手に入るのですから、結構御買い得と言えるのではないでしょうか?
「派手なマスタングはちょっとな......」と考える、控えめな方には是非お勧めしたい1台ですね。
| 2010フォード・マスタング vs ラウシュ・540RH | ||
| 車両 | フォード・マスタングGT | ラウシュ・540RH |
| エンジン | SOHC / V型8気筒 | SOHC / V型8気筒 |
| 排気量 | 4.6リッター | 4.6リッター |
| 過給機 | なし | ラウシュ・チャージャー |
| 最大出力 | 315hp @ 6000rpm | 540hp @ ----rpm |
| 最大トルク | 325lb-ft @ 4250rpm | 510lb-ft @ ----rpm |