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2010 イエンコ・カマロが復活!! (Yenko Camaro Prototype)

2010 Yenko Camaro Prototype

 スノコ・カマロ、に続きイエンコ・スーパーカマロ(Yenko Super Camaro)が復活します。

 sYc (Yenko Super Car) のエンブレムを付けた新型イエンコ・カマロは米カリフォルニア州の「General Marketing Capital Incorporated (GMCI)」 社によりリリースされる予定です。

2010 Yenko Camaro Prototype

 「イエンコ」とは、米ペンシルバニア州カノンズバ-グ(Canonsburg, Pennsylvania)に本社を構えていたシボレー・ディーラーのひとつ。

 レーシングドライバーでもあった「ドナルド・"ドン" ・イエンコ(Donald "Don" Yenko)」により、1957年にシボレー用ハイパフォーマンスパーツの販売からスタートし、マッスルカー全盛期の1960~1970年代には、数々のオリジナル・スーパーカーを販売して一世を風靡したディーラーです。

 これらイエンコの製作したシボレーは「イエンコ・スーパーカー」と呼ばれ、現在でもコレクターの間では非常に高価な車両として珍重されています。事実、ごく稀にコンディションの良い個体がオークションなどに出品されると、$300,000($1=100円換算で3000万円)の値段がつくといいますから、その希少性や人気の高さが想像できるかと。

 これらイエンコによって販売されたシボレーはシェビー2、シェベルなどがありますが、特にカマロをベースにした「イエンコ・スーパーカマロ(Yenko Super Camaro)」は、同シリーズを代表する1台と言えるでしょう。

 1967年に販売された最初のイエンコ・スーパーカマロは、ドン・イエンコによりシボレー・カマロ・SS396をベースにオリジナルのL-78・V型8気筒エンジン(排気量396cu.in.)から、最大出力423馬力のコルベット用L-72 ・V型8気筒エンジン(排気量427cu.in.)に換装。ファイナルレシオは4.10へ、サスペンションもHDタイプに変更され、ファイバーグラス製のフードを装着して合計50台が製作されたと言われています。

 その後もイエンコは1968、1969モデルのスーパーカマロを販売。1969年には201台を販売し、大きな成功を収めたのです。

 ちなみに、このような改造はイエンコ・ディーラーで行われたのではなく、当時シボレーが導入したCOPO(Central Office Production Order)というメーカーによるオリジナル・パッケージ・システムによって製作されたもの。つまり、イエンコ・ディーラーからメーカーであるシボレー(GM)に特別なオーダーをして製作されたシリアルマッチのファクトリービルド・スーパーカーでもありました。

 さて、このようにイエンコ・スーパー・カマロは、シボレーの歴史から見ても希少な存在。新型ベースのイエンコ・カマロはスーパーチャージャー付きの600馬力仕様ということですが、発売されれば瞬く間に人気となりそうですね。

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