ビューエルは、1983年にエリック=ビューエルが創業して以来、これまでに13万5000台以上のモーターサイクルを製造。1998年以降は、米ハーレー・ダビッドソン社の100%子会社として操業を続けてきており、数多くのファンを抱えてきました。
そのビューエルを製造する「ビューエル・モーターサイクルカンパニー」が、去る10月30日を持って、全製品の開発・生産を終了しました。
金融危機を発端とした昨年来の世界的な不況に、ハーレーダビッドソン社も苦境に立たされており、ビューエルは同社の今後の成長戦略から外され、事実上のブランド消滅となった見込みです。
なお、本件に関して、ビューエルモーターサイクルカンパニーの発表した声明は下記の通り。
【ビューエルモーターサイクルカンパニー社長ジョン・フリッキンジャーのコメント】
「現在過去を問わずBuell社の従業者であった方々、販売店の皆様、及びサプライヤーの皆様のこれまでの尽力に対して個人的に感謝申し上げます。私はまたビューエル車のオーナーの皆様に、これまでのビューエルブランドに対するご支援との熱意について感謝したい」。
フリッキンジャー氏によると、ビューエルの生産は10月30日をもって終了し、ごく限られた台数の新車がビューエル契約正規販売網を通じて販売されるのが最後。また、従来のディーラーを通じて補修部品やサービス、並びに車両保証についてはこれまで通り提供されるとのことです。
【ビューエルモーターサイクルカンパニー会長兼最高技術責任者エリック・ビューエルのコメント】
「我々が成し遂げてきたことに常に大いなる誇りを持ってきた。我が社は、少数の情熱的でやる気に溢れた人々が何を成し得るかを示す好例であり、絶えず最高のハンドリング性能を誇るモーターサイクルを製造してきました。私個人としては、今後どうやってハーレーダビッドソン社を通じてBuellが培った先端技術を多くのライダーに提供できるかを楽しみにしています。極めて興味深く、自由な発想を持つ数多くのビューエルライダーの皆さんにお会いすることができたのは大変幸運でした。是非、誇りを持ってBuellを将来にわたり、お楽しみください。私の26年間がそうであった様に、皆さんの前に広がる道が、冒険的で、実りあるものであることを心より願ってやみません」。
なお、日本における今後の販売/サービス体制等の詳細については、引き続きハーレーダビッドソンジャパン株式会社にて当面従来通りのサービスが継続される見通しです。