1964年に発表されたフォード・マスタングが、俗にポニカーと呼ばれるスポーティーカー市場を開拓し、初年度だけで41万台、その後の2年間で100万台を販売する大ヒットを記録したのはご存じの通り。
マスタングが開拓したこのポニカー市場に対して、GMは1967年にシボレー・カマロ及びポンティアック・ファイヤーバードを投入。最後になったクライスラーは1970年モデルとしてダッジ・チャレンジャー及びプリマス・バラクーダを発表しました。
本日はそんなダッジ・チャレンジャーの40年間を広告や当時の写真を中心に振り返ってみましょう。
1969年に発表された1970年モデルのダッジ・チャレンジャー(Dodge Challenger)は、プリマス・バラクーダとプラットフォーム(クライスラー・Eボディ)を共有した新型のスポーティカーとして誕生。
先行するマスタングやカマロにならって多彩なエンジン・ラインナップを誇り、SCCAトランザム・レースにも参戦。
ハイパフォーマンス・グレードやオプションも多数用意され、T/A(トランス・アメリカ)やR/T(ロード・アンド・トラック)などのスポーティグレードも追加されました。
良く知られるように、オイルショックやマスキー法の制定により大排気量・高出力のマッスルカーやポニーカーは1970年をピークに次々と牙を抜かれていき、1974年モデルを最後にダッジ・チャレンジャーも生産中止に追い込まれてしまったのです。
結局、ダッジ・チャレンジャーはデビューのタイミングを逸したことに加え、オイルショック云々などの世情にも大きく左右され、マスタングやカマロの様な大ヒット作には至らなかったクルマです。
しかしながら、その人気は決して衰えることなく、現在でもその第一世代は非常に高い評価を受けているのもまた事実。アメリカ車の歴史に燦然と輝く名車であることは間違いありませんね。
| 1970 ダッジ・チャレンジャー・エンジンラインナップ | ||
| 排気量(cu.in.) | エンジン形式 | 最大出力(hp) |
| 225 | 直列6気筒 | 145 |
| 318 | V型8気筒 | 230 |
| 340 | V型8気筒 | 275 ※T/Aは290hp |
| 383 | V型8気筒 | 290 |
| 383 | V型8気筒 | 330 |
| 426HEMI | V型8気筒 | 425 |
| 440 | V型8気筒 | 375 |
| 440 | V型8気筒 | 390 |