米ゼネラル・モーターズのアフターマーケット・パーツ部門「GMパフォーマンス・パーツ(GM Performance Parts)」は、排気量350cu.in.(5.7リッター)、最大出力290馬力のクレイトモーターを発表。アルミ製インテークマニフォールドまでセットされた内容で、$2,900($1=100円換算で29万円)で販売を開始します。
今回発表された新型「350/290 HP デラックス・エンジン(パーツナンバー:19244450)」は、ハイフロー・アルミ・インテークマニフォールドからクロームのバルブカバー、エアクリーナー、タイミングチェーンカバー、ブリーザー・キャップなどが最初から組みつけられたエンジン単体の完成品。
購入者はキャブレター、ダンパー、イグニッション、スターターモーター、ウォーターポンプなどの補器類を組みつければいつでも走りだせる内容です。
ブロックやシリンダーヘッドは鋳鉄ですが、メインキャップは4メインとなっており耐久性は◎。圧縮比は1:8.5とスタンダードな仕上がりで、ベース・エンジンとして一旦搭載後、各部をアップデートしていくことでチューニング(ホットロッディング)も楽しめる、かつてのターゲットマスター的な内容と言えるでしょう。
なお、最大出力は同社オススメのホーリー製670cmfキャブレターをセットした状態で290馬力@5250 rpm。最大トルクが45.91kg-m(332 lb.-ft.)@3750 rpmとなります。
アメリカでは各自動車メーカーがそれぞれアフターマーケットパーツ部門を構え、クレイトモーターと呼ばれるエンジン単体から、細かなパーツの1点1点まで販売しています。
今回発表された「350/290 HP デラックス」エンジンは、まさしく前者のクレイトモーターのひとつで、木枠(クレイト)に収められて自宅まで配送。購入者は自宅のガレージで木枠を壊し、組み付け作業の終わったクレイトモーターを愛車に搭載する作業を行うというもの。
クレイトモーターとは、まさにアメリカの自動車文化の奥深さを感じさせるものですね。