米ゼネラルモーターズ(以下GM)が運営する自動車用テレマティックス・サービス「オンスター(ON STAR)」が、米ミシシッピ州議会上院議員の所有する車両盗難事件の解決に活躍。盗難車両減速プログラムを利用して遠隔操作で盗難車両を停止させ、車両の奪回に貢献しました(上の写真は北米地域のオンスター・サービス網)。
GMの発表によれば、現地時間の5月6日(木曜日)午後1時27分頃、ミシシッピー州ジャクソンにおいて州上院議員のテリー・バートン氏が所有する2009年型シボレー・インパラの盗難事件が発生。
逃走する盗難車両を保安官が見つけた時、オンスターのアドバイザーは盗難車両減速プログラムを開始し、窃盗犯が運転する車両は安全に停止されたそうです。
盗難車両を追いかけたヒルズ郡のマルコム・マックミリン保安官は「この技術は我々保安官だけでなく、すべての人に対して非常に有用なもので、危険なカーチェイスを少なくし、悲惨な結果を招くことを防ぎます」とコメント。オンスターの盗難車両減速プログラムを讃えています。
米国の統計調査では、警察による犯人追跡により年間334人の命が失われているそうです(2008年)。TVでも良く報じられていますが、米国では逃走する犯人と、それを追跡する警察の間で危険なカーチェイスが頻繁に発生しており、結果事件には何の関係もない一般の方を巻き込んだ死亡事故が発生するのも珍しくありません。
オンスターの盗難車両減速プログラムは、街中でのカーチェイスを防ぐことで、器物損壊や一般の方を巻き込んだ悲惨な事故を防ぐ、まさに最先端の自動車用テレマティックス・サービスといえそうですね。
※今回の事件では、是非窃盗犯のコメントも欲しかったですね。
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