米ゼネラルモーターズ(以下GM)の高級トラック・ブランドであるGMCは、2011年モデルのフルサイズ・ピックアップトラックである「シエラHD(Sierra HD)」に、上級グレードの「デナリ」を設定しました。
シエラHDには2500(積載量3/4トン)と3500(積載量1トン)の2シリーズがラインナップされていますが、今回のデナリは両シリーズに用意される予定で、同クラス最強のハイパワー・ディーゼルエンジンもリリースされる予定。
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GMCはブランドの存在そのものが「高級トラック」という、ちょっと日本では考えられないポジショニングを得ているGMの北米向けブランドです。
このGMCにおける中核モデルが「シエラ(Sierra)」と呼ばれるフルサイズ・ピックアップトラックで、同じGMグループのシボレー製フルサイズ・ピックアップ・トラック「シルバラード」とは、基本構造・ボディ形状を共用する、俗にいう「兄弟車」にあたります。
一方のシエラHDは、ベースである「シエラ」の積載重量を増加させたヘヴィデューティ・バージョンとなり、2011年モデルでは積載量3/4トンの2500HDと、積載量1トンの3500HDが発表され、今回さらにこれらの上級モデルである「シエラ・デナリHD」が発表されたということになります。
ちょっとわかりにくいのですが、「高級でヘーヴィーデューティなトラックを、さらに高品位に仕上げました」という、ますます日本の方々には「ちんぷんかんぷん」なトラックだということです。
外観上のもっとも分かりやすい部分はフロントグリルで、「シエラ・デナリHD」には横方向に4つのバーがデザインされた専用のクローム製グリルを用意。さらにボディ同色のバンパーやクロームのドアハンドル及びアクセントなどを装備します。
デューリーと呼ばれるリア・ダブルタイヤのモデルには17インチの、その他のシングルタイヤ・モデルには18もしくは20インチのポリッシュド・鍛造アルミホイールも装備。
インテリアではブラッシュド・アルミ・トリムや電動調整式ペダル、ボーズ・プレミアム・オーディオシステム、12wayの電動シートなどを標準装備。
またオプションとしてヒーテッド・ステアリングホイールや、温冷両用のレザーシートも用意される予定です。
パワートレインは6.0リッターのボルテック・V8・ガソリンエンジンと、新型のデュラマックス6.6リッター・ターボディーゼルエンジン+アリソン製6速ATの組み合わせを全モデルに採用。特に後者の6.6リッター・ターボディーゼルはB20(バイオディーゼル)に対応している上、最大出力397馬力を誇るというクラス・トップレベルのハイパワー・ユニットとして注目を浴びそうです。