キャロル・シェルビー・インターナショナルの子会社、米ラスガベスの「シェルビー・アメリカン」社は、2011年型の「シェルビー・GT350(Shelby GT350)」に自然吸気バージョン2モデルを追加設定しました。
すでに発表されている2011年モデルのシェルビー・GT350は、フォード・マスタングGT(DOHC・5.0リッター・V8)をベースにウイップル社と共同開発したスーパーチャージャーをセットし、その最大出力は500馬力以上というスーパースポーツカー。
対して今回発表された自然吸気バージョンは機械式スーパーチャージャーを省いたことでノーマル・スペックの412馬力是前後までパワーダウンされると思われます。
追加設定されたこれらのモデルは、トランスミッションに6速M/Tを組み合わせた自然吸気バージョンのシェルビー・GT350が、主にSCCA(スポースカー・クラブ・オブ・アメリカ)への参戦を目的としたモデルとして販売。一方の6速A/Tを搭載したシェルビー・GT350は、ドライバーを選ばないマイルドなストリート仕様として企画されています。
いずれもシェルビー・GT350としての基本装備である6ピストンのキャリパー&14インチ・ローター、フォード・レーシング製のスプリング、ストラット、スウェイバー、調整式のキャスター/キャンパープレート、19インチのクレーガー製ホイールなどは標準装備。
また、エクステリアにも専用のボディパーツが装着され、ホワイトもしくはシェルビー・ブルーのル・マン・ストライプが配されるなど、一目でシェルビー・GT350だということがわかるルックスとなっているのが特徴です。
どちらのモデルも車両は完成品ではなくパッケージ・オプションとして設定。顧客はまず地元のフォード・ディーラーでベースモデルのマスタング・GTを購入し、その後シェルビー・アメリカン社によりシェルビー・GT350へとモディファイを加えて完成。この段階でシェルビー・GT350の各種シリアルプレートも装着されます。
気になる販売価格は自然吸気バージョンが$26,995から。従来の機械式スーパーチャージャーモデルは$33,995ドルから(共にベース車両を含まず)となり、生産は2011年モデルのみの限定生産となる予定。
なお、2011年モデルのフォード・マスタングには、フォード・モーターが販売する「フォード・シェルビー・GT500」(550馬力)が存在しますが、GT500がシェルビーのライセンスを受けた完成車両であるのに対し、GT350はある意味本家本元のシェルビー・アメリカンが販売するパッケージ・オプションであり、両車はスペックも異なるのでご注意を。
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