米ミシガン州のサリーン(Saleen)は新型2011年モデルのサリーン・S302を発表しました。
サリーンは創業者のスティーブ・サリーン(Steve Saleen)の退任後、「M.J. Acquisitions Inc」社の傘下で生産されているフォード・マスタングをベースにしたアメリカ製のハイパフォーマンスカー。
2011年モデルではDOHC・5.0リッター・V8にアップデートされた自然吸気エンジンへと変更され、クーペとコンバーチブルがラインナップされています。
2010年モデル(S281)ではSOHC・4.6リッター・V8エンジンをベースとしていたサリーン・マスタングですが、2011年モデルでは前述した様に新開発のDOHC・5.0リッター・V8にアップデートされ、モデル名も「S302」に変更。サリーン製パフォーマンス・エアフォルター、同ハイパフォーマンス・エキゾーストシステムなど、吸・排気系に手を加えた最高出力425馬力仕様として発表されています。
現行のサリーン・S281がSOHC・4.6リッター・V8エンジンにインタークーラー付ツインスクリュー型スーパーチャージャーを加えて485馬力という高出力をたたき出しているため、数値上ではやや物足りないスペックにも見えますが、足まわりや内外装などにはしっかりとサリーン・テイストが注入されておりパフォーマンスは問題なしといえそう。
唯一、ブレーキ回りがややダウングレードされているのが気になります。
他ではサリーン・レースクラフトサスペンション、20インチ・サリーン・スピードスターホイールなど、サリーンならではのスペシャル・エクイップメンツが標準装備されており、大きな変更点はありません。
トランスミッションは6速M/Tのみという展開で、相変わらずスパルタンな設定となり、独特のリアビューも健在。
なお、モデル名のS302は排気量302cu.in.に由来しており、5.0リッターをインチ表記した数値となっています(価格は未発表)。
| サリーン・S281 VS S302主要諸元比較 | モデル名 | 2010 サリーン・S281 | 2011 サリーン・S302 | エンジン | 281cu.in.(4.6L) SOHC V8 | 302cu.in.(5.0L) DOHC V8 | 最大出力 | 485 hp @ 6000 rpm | 425 hp @ 6500 rpm | 最大トルク | 460 lb.-ft. @ 4250 rpm | 395 lb.-ft. @ 4250 rpm | 重量(C0UPE) | 3,401 lb. | 3,535 lb. | 過給機 | I.C.付ツインスクリュー型 スーパーチャージャー | NA | トランスミッション | 5速M/T | 6速M/T | リアエンド | 8.8インチ | ----- | ファイナルレシオ | 3.73:1 / 3.31:1(COUPE / CONV.) | 3.73:1 / 3.31:1(COUPE / CONV.) | サスペンション | サリーン・レースクラフト ショックアブソーバー / スプリング / アンチスウェイバー | サリーン・レースクラフト ショックアブソーバー / スプリング / アンチスウェイバー |
Fブレーキ | 4ピストン・キャリパー 14インチ・Vディスク | 4ピストン・キャリパー 12.4インチ・Vディスク(※オプションで14インチ・ローター) |
Rブレーキ | N / A | 1ピストン・キャリパー 11.8インチ・Vディスク |
ホイール | サリーン・20インチ | サリーン・20インチ | タイヤ | ピレリ・Pゼロ | ピレリ・Pゼロ |