米ゼネラルモーターズ(以下GM)は、同社のアフターマーケットパーツ部門であるGMパフォーマンス・パーツが製作したデモカー「1955 シボレー・ベルエア・E-ROD(1955 Chevrolet Bel-Air E-ROD)を、6月25日~27日に開催される「バレット・ジャクソン・オークション」に出品することを発表しました。
このクラシックカーはアメリカで人気の高い1955年型シボレー・ベルエアをベースに、GM製6.2リッター・V8(LS3)を中心としたE-RODシステムを搭載したもの。
アメリカではこの様なクラシックカーのボディにレイトモデルのエンジンを換装して楽しむ自動車趣味が盛んで、以前は安価な上、余計な配線作業も不要なキャブレター・エンジンに人気が集中していました。
しかしながら、排ガス規制の強化でキャブレターの販売や装着そのものが難しくなり、最近はエンジン換装時にも電子制御エンジンを選択することが多く、GMパフォーマンスパーツがリリースするE-RODシステムは、この様なクラシックカー・ファンの要望に応えるものとして人気を博しています。
このE-RODシステムは、コルベットにも搭載されているLS3エンジンを中核にECMを含む電子制御燃料噴射装置と触媒付きの排気システムなど、トランスミッションを除くパワートレイン一式をワンパッケージにして販売し、カリフォルニアを含めた全米地域でエミション・リーガルを実現。現在9375ドルで販売されています。
今回「バレット・ジャクソン・オークション」へ出品される車両は、このE-RODシステムを搭載している上、人気の高いトライ・シェビーの中でも最上級のベルエアであること。さらに、クラシックカーのレストアで知られるミシガン州の「Cars Inc.」で徹底したレストアが行われた上、各部に最新のカスタム・スタイルが施されていることから、マニア垂涎の的となりそう。
また、今回のバレット・ジャクソン・オークションではGMがエンジンを提供し、米雑誌「スーパーシェビー」が製作した「1970シボレー・シェベル"Project American Heroes"」など、他にも話題のクルマが数多く出品される予定です。