北米ニッサンが3月に発表したニューモデル「ニッサン・NV」は、2011年モデルとして今年発売が予定されている北米市場向けのコマーシャルバン。日本のメディアに登場することは皆無でしょうが、じつは日本の自動車メーカーが北米市場に初めて導入するフルサイズ・カーゴバンであるという事を踏まえると、もうちょっと注目されても良さそうな気がしますね。
日産は2008年に「NV2500コンセプト」を発表しており、ここで紹介している「2011ニッサン・NV」シリーズは、その市販バージョンとなります。
ラインナップはNV1500、NV2500 HD、NV3500 HDの3モデルで、これにハイ/ロー2種類のルーフ形状が用意され、合計5つのモデル・バリエーションから構成されています(※NV1500にはロールーフのみ)。
搭載されるエンジンは、排気量4.0リッターのDOHC・オールアルミ・V6と、5.6リッター・DOHC・オールアルミ・V8の2種類。トランスミッションは5速A/Tのみで、駆動方式もFRのみとなっています。
サスペンションはフロントが独立懸架式を採用するも、リアはリジット・アクスルと、スペックだけ見ていくとフルサイズ・ピックアップそのものという仕様。
ふつーに考えるとタイタンのフレームにバンのボディを架装したモデルなのかと思われますが、少なくともホイールベースは異なるので、そう単純なものでもなさそう。
それにしても、真黒に塗って「SWAT」なんて書いたら絵になりそうな1台じゃありませんか?
景気が良かった頃はこの手のコマーシャルバンを日本へ並行輸入するショップもあったのですが、最近はどうなんでしょう。しばらくはアメリカでも目にするのは稀だと思いますので、幻の1台になりそうな気がしますね。
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▲既存のアメリカン・フルサイズバンはエンジンがキャビン側にオフセットされているためメンテナンスがし難い構造になっていますが、「ニッサン・NV」はピックアップ・トラック同様エンジンルームが独立しているため、ボンネットを開けるだけで簡単にメンテナンスができるのも特徴のひとつ。だから、足元も広々ですね。