米フォード・モーターは、フロリダ州オーランドで開催されている「パフォーマンス・レーシング・インダストリー・ショー」において、2013年型の市販ドラッグレーサー「フォード・コブラジェット・マスタング(Ford Cobra Jet Mustang)」を発表しました。
「CJ=コブラジェト」の名を冠したマスタングは、1968年に登場したファクトリーレーサー「マスタング・コブラジェト」に由来するもの。このクルマは50台だけが市販され、同年のNHRAウインターナショナルズで優勝。マスタングの歴史を飾った代表的なファクトリービルド・レーシングカーして、今でも高い人気を誇っています。
その後「コブラジェット・マスタング」は2008年に復活し、「マスタング・FR500・CJ(コブラジェット)」として市販。さらに昨年2010年にも三度販売されました。
今回、2013年モデルとして販売される「マスタング・コブラジェット」は、2008年に復活した「FR500(=マスタングの市販レーシングカー)」をベースに、可変バルブ機構Ti-VCT付きの5.0リッター・V8を搭載。エンジン本体にはCNCポートヘッド、ハイカムを組み込み、さらにウイップル製のスーパーチャージャーとポートマッチさせたマニフォールド&ヘッドも選択可能となっています。
また、2013年モデルでは電気式のパワーステアリングを採用し、エンジンのパワーロスを最小限に抑えた他、新設計のロールケージを組み込むことで、シャシー剛性のアップにも貢献。
もちろん、外装は先日発表された2013年モデルのエクステリアにアップデートされています。
この2013年型「コブラジェット・マスタング」の販売価格は、自然吸気エンジンが8万6000ドル。オプションのスーパーチャージャーエンジン搭載モデルは9万3000ドルとなり、合わせて限定50台のみの販売。
ドラッグレース競技人口の多いアメリカなら、完売必至。ドラッグ・ストリップ上でも、「カマロ」や「チャレンジャー」との熱い戦いが期待できまそうですね。