2011 新型フォード・フォーカス(New Ford Focus)
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米フォード・モーター(Ford Motor Company ※以下フォード)は、次期フォード・フォーカス(Ford Focus)を「2010 北米国際自動車ショー(North American International Auto Show)」において世界初公開しました。
欧州Cセグメントに属する世界戦略車フォーカスは、欧州全域と北米市場が先行し、2010年中に生産開始、2011年初旬には同地域にデリバリーされる見込み。
アジア、アフリカ、南アメリカ地域にも順次投入され、同じプラットフォームを使うモデルだけで、2012年には世界中で年間200万台が生産される予定です。
この新型フォーカスのボディバリエーションは4ドア・セダンと5ドア・ハッチバックの2種類ですが、前述したようにフォードはこの世界戦略Cセグメント用プラットフォームを使って10種類に及ぶ車両を世界展開する予定。
その内、フォード・C-MAXと同グランド・C-MAXにおいてはすでにフランクフルトモーターショーでデビューしており、今回のフォーカス2車種の発表はこれに続くものとなります。
さて、今回発表された次期フォーカスはまずはパワートレインのアップデートに注目しましょう。
新型ではダイレクトインジェクションを採用したターボチャージャー付き直列4気筒エンジン「エコブースト」を搭載し、省燃費と環境性能に優れたガソリン・エンジンを用意。もちろん、欧州向けには1.6リッターのコモンディーゼル・エンジンも用意されています。
また、デトロイトショーでは2.0リッターのガソリン・エンジン搭載車が出展されましたが、こちらには可変バルブタイミング機構を備えており、旧モデル比で20%の出力向上を実現しています。
さらに新型フォーカスには新開発のドライクラッチ式パワーシフトトランスミッションを採用。デュアルクラッチ構造を基にしたこの6速ATは、従来の4速ATと比較して9%の燃費改善を実現しています。
構造的にはマニュアルトランスミッションのギアボックスに近いこの新型ATは、他社のデュアルクラッチ・トランスミッション同様、2系統のギアボックス及びクラッチを電子制御によりコントロールするもので、従来の油圧式トルクコンバーターと比較してより速く、よりスムーズなシフト操作が可能となります。
フォードはこの新型フォーカスをベースにした電気自動車を、2011年に市販化する計画。すでに大型SUVやトラックを組み立てていたミシガン州のアッセンブリープラントを小型車や電気自動車向けの製造拠点に切り替えることを発表しており、フォーカスを中心に製品のラインナップを大きく小型車向けにシフトする予定です。
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▲上:高剛性シャシーの採用により2009年北米モデル比で25%の剛性アップを達成した新型フォーカス。
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▲上:1月に開催された世界最大の電化製品見本市「CES」でフォードは次世代の情報システムを発表。タッチスクリーン・モニターを通じて様々な情報を把握でき、GMのオンスター同様、衛星経由で個別車両の情報を把握できる次世代SYNCをベースにしたMyFord Touchを発表。これらの新システムは新型フォーカスにも採用される見込み。
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