エンジン・ブロックもビレットの時代!?
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シボレー・コルベットC5Rのエンジン開発を担当し、コルベット・レーシングの車両開発において中心的な役割を担う米ミシガン州の「ケーテック社(Katech Inc.)」が、ビレット製の500cu.in.用エンジンブロックを発売しました。アルミ製のエンジンブロックといえばキャスト(鋳造)だとばかり思っていたのですが、最近はビレット(削り出し)もあるんですね。
ケーテックが販売する「ビレット・500ci LSブロック(Billet 500ci LS block)」はT6061アルミニウムを削り出して作られたシボレー・LSエンジン用のブロック。
ボア径は最大4.205インチ、ストロークは最大4.500インチとなり、排気量500cu.in.=約8.2リッターのビレット・エンジンが出来上がります。
気になる価格は$10500(邦貨$1=100円換算で105万円也)。同社のLS2エンジンブロック(リビルド)が$2999ですから、ビレットのお値段は3倍以上となります。
ちなみにこのビレット・エンジンブロックは、あくまでもエンジンブロックのみ。アメリカではクランクシャフト、ピストン、コンロッドまで組んである状態をショートブロック、さらにシリンダーヘッドまで組んである状態をロングブロックと呼びますが、こちらは単なるエンジンブロック単品のお値段です。
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一方、ユタ州の「カーカム・モータースポーツ(Kirkham)」が、やはりビレット製のFEブロックを計画しているようです(写真左)。
FEエンジンは1960~1970年代に活躍したフォードのハイパフォーマンス・ビックブロック。このFEビレット・アルミブロックを使えば、390から427までビレットで再現できそうですね。
ご存じの様にビレットはCNCマシンでアルミの塊を1つずつ削り出して製作されるため手間と時間がかかりますが、最近はマシンニングの技術革新も凄まじく、小ロットであればむしろキャストよりもリーズナブルなのかもしれませんね。
本日はW12エンジンのマシンニング映像も掲載してみましたので、是非お楽しみください。
▼オマケ:こちらはエンジンブロックを粉砕するシュレッダー。オフィス用シュレッダーの超大型モデルですね。